営業職
2016 年入社
関東支店 東京営業所

父親と同じ建築業界で仕事を

通っていた専門学校で三洋工業を勧めてもらったことが、この会社を知ったきっかけです。大きな企業で働きたいと考えていたこと、人と話すことが好きで営業職を希望していたことから、三洋工業は私の条件にぴったりでした。それから、父が建築関係の仕事をしていて、過去に三洋工業と仕事をしたことがあったというのも会社選びの理由の一つになりました。父と同じ業界、そして学校の先輩が何人も就職していることに縁を感じて、入社を決めました。
学校では違う分野を学んでいたため、建築の知識は全くありませんでした。少し不安もありましたが、本当にアットホームな雰囲気で、先輩方がいつでも相談に乗ってもらえるのがありがたかったです。先輩方、そして現場の職人さんにも質問を重ねて、少しずつ知識を身に付けていきました。

どうすれば自分らしい仕事ができるか

内装業者や床（ゆか）業者に、ハウスメーカー向けの内装の下地材を販売しています。営業職に大切だと思っているのは「対応力」です。金額を下げれば受注できるのかもしれませんが、それではどの会社でも、どの営業でも良いということになってしまいます。私は、「あなただからお願いしたんだ」と言っていただけるような仕事がしたい。そのために必要なのが「対応力」だと考えています。お客様の要望だけでなく、私たちの工場の都合や、競合の状況…。その全てを踏まえて、最善の策を立てるのが営業の仕事です。価格は動かせなかったとしても、納期などは調整できるのかもしれません。限られた条件の中で、「今自分にできることは何なのか」といつも自問自答しています。
すぐに受注をいただけることばかりではありません。1年通いつめたお客様から発注をいただけた時は本当にうれしかったです。競合他社と懇意にしていたお客様だったのですが、他社が不得意とする地域での現場だったので、「三洋さんはどう？」と声をかけていただけたのです。工場に発注の準備をしてもらい、お客様と綿密に連絡を取り合って準備を進めました。信頼していただけたことがとてもうれしかったです。自分の力で新しい取引を始めることができると、本当にやりがいを感じます。

会社の歴史に名を刻む

営業には、知識と情報が欠かせません。専門知識はかなり身に付いたとはいえ、学べば学ぶほど、まだまだ知識が足りないことを痛感します。知識と情報の組み合わせが、新しいアイデアにつながります。ですから、建築業界に限らず、幅広く情報収集に努めています。
少しずつ力を蓄えて、将来的にはもっともっと大きな仕事をしてみたいです。将来誰かに「こんな仕事があった」「これがあったから今がある」と語ってもらえるような、三洋工業の歴史に名を残す仕事をすることが夢です。

心から納得できる就職活動を

就職活動では、説明会への出席も含めると 100 社は回ったと思います。企業の内情を知ることのできる、一生に一度のチャンスです。面倒くさがらずにあちこち動いてみてください。何がやりたいのかがはっきりわからないのなら、とにかく動いて、情報を集めることをおすすめします。その中に、きっとピンとくる何かがあるはずです。納得のいく就職活動をしてください。